■リズリサの急成長の秘密 モデルを起用しカリスマ店員を生み出し、雑誌とのシナジー効果等で一躍有名ブランドの一角に躍り出ました。 ネット通販が台頭する中、カリスマを生むことで、それに憧れる世代へターゲットを絞ったマーケティングがしっくりきたのでしょう。 「SHIBUYA109」はそういった、ターゲットを明確に絞り込む戦略とそれにマッチした社会現象が関係しているといえると思います。 カリスマ店員ブーム、アムラー現象、女子高生ブーム、コギャルブームといった現象からファッション誌が続々と創刊されましたね。 いわゆる「ギャル系雑誌」が、みな渋谷ファッションの特集をしたり、まさにシナジー効果があったと言えます。 そして109の戦略と雑誌方向性がぴったりと時代にあっていたのだと思います。 ティーンを中心に若い世代の女の子は、かっこいくて可愛い店員に対する憧れは廃れてはいないのです。 だからこそ、カリスマ店員に代わり、モデルスタッフとして雑誌の読者モデルをしているコ達を採用し、イベントやオープニングセール等の時は、ショップ店員としてお店に出て接客したりすることで、若い女の子のハートを鷲づかみにしているのです。 最近は通販・通販と、ネットでも通販がメジャーなショッピング形態になりつつありますが、通販ではモデルショップ店員とはお近づきになれまません。 だから通販よりも圧倒的にショップへ足を運ぶのでしょう。 人気モデルスタッフに憧れるコは多少遠くても、そのモデルスタッフ目当てで通販ではなくお店に来てくれるのです。 通販ではできない、憧れのモデルショップ店員と写真を撮ったり、握手したり、このサービスが集客を生み、またファンを維持・拡大して売り上げにも貢献してることでしょう。 リズリサはこのような時代背景と社会現象をうまく捉えた絶妙な戦略で通販に頼らないで成長してきたブランドなのですね。 モデルという普通には手の届かない存在が、こんなに身近に親しみやすい距離に存在する...これは女の子にとって等身大のモデルとして熱狂的な憧れの対象となるのでしょう。 ティーンの目を釘付けにできるかが、ブランドの発展の鍵となっているのではないでしょうか。
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